2026.10.23ことば
ST関ブログ:「よだれの原因・対策」
今回は、東門前教室を利用されている保護者様から質問の多かった「よだれ」について
取り上げていきたいと思います。
・遊びに夢中になっていると、よだれが口からこぼれてきてしまう…
・常によだれが口からこぼれていてスタイ(よだれ掛け)が手放せない
・いつまでスタイ(よだれ掛け)を使用していていいのか
といった質問をいただくことがあります。
まず初めに、よだれは生後18か月頃までは出てしまう事が多く、4歳を超えてもよだれが見られていた場合、筋肉や神経学的な問題が疑われることがあります。
しかし、原因によっては健常児でも6歳頃までみられる事があると言われています。
さて、それではよだれが出てしまう原因を考えていきましょう。
・出ていることに気づかない(関心がない)
・口が開きっぱなしになっている
・喉の感覚や動きの問題
他にも姿勢や歯科の問題、物や指を口に入れてしまうなどが考えられます。また、前述した筋肉や神経学的な問題というのは脳性麻痺などが挙げられます。
次に原因の掘り下げと対策です
・出ていることに気づかない(関心がない)
感覚が未発達な内はパズルやブロックなど玩具に夢中になっていると、よだれに気づかない事はあります。そんな時は「唾液や口の動きに意識を向ける」ことから始めましょう。
鏡で見せる、手を誘導して濡れていることに気づかせるなどして、それから飲み込むよう声を掛けます。必要であれば手で軽く口唇を閉じる、上唇を押して飲み込みを促すことも効果的です。
・口が開きっぱなしになっている
歯科的な問題や口輪筋が未発達な場合に見られる可能性があります。後者であれば運動によって改善が見込めます。例えばストローで息を思いっきり吹く、唇を使う音(むむむー、ぷぷぷーなど)を言ってみるなどゲーム感覚で楽しみながら口輪筋の発達を促していく事がいいでしょう。当教室でも巻取り笛などを用いています。
・喉の感覚や動きの問題
喉や唾液を送り込む舌が未発達な場合も唾液の処理が追い付かずによだれが出てきてしまう可能性があります。上記の口輪筋だけでなく舌などにも働きかけていく事が必要となってきます。舌を上あごに押し付ける、唇や口角を舐めるように舌を動かすなどの運動をすることで唾液を喉に送り込み、飲み込むという唾液の処理に繋がります。
原因を正しく見つけることで教室やご家庭での支援が広がっていきます。
「ご家族様や支援者向けのハンドブック」というものがあり
オンラインで閲覧可能ですので是非、さらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
https://agmc.hyogo.jp/sites/all/agmc/department/34pediatrics/pdf/guide/Saliva_Control_in_Children_v2.pdf
てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関
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